東京都住宅局 上沼田アパート


東京都足立区にある都営住宅です




2006年6月撮影


環七通り沿いのバス停「上沼田団地」からちょっと歩くと見える給水塔です。
思わず行ってみたくなります。


都営住宅 上沼田団地です。多くの住棟が南面配置で平行に建てられています。
ボックス型ポイントハウスも見られます。


団地内に南北に走る道路にもバスが来ます。


階段室型の住棟です。
階段室踊り場と、窓のヒサシが茶色く塗装されていてアクセントになっています。


階段室型の住棟は数棟あります。
基本的な仕様は桐ヶ丘アパートに似た造りです。
資料によると建築年度は昭和35年、桐ヶ丘より3年後になります。


ボックス型ポイントハウスの側面が見えています。
側面は小窓ばかりです。


同型のポイントハウスの北面です。
階段は建物と平行になっています。
斜めの線が良いアクセントになっています。


ポイントハウスのバルコニーは一部側面まで回り込んでいます。
回り込み部分は目隠し状の板で覆われています。


ポイントハウスの南面は、バルコニーの一部に風呂場と思われる部分が増築されています。
このような工事は桐ヶ丘アパートでもよく見られました。
パイプが縦に何本も走っているのが印象的です。


一部の住棟は除却予定で、取り壊しのため仮囲いがしてありました。
仮囲いの中に給水塔があるのが気になります。。


除却工事のお知らせです。
25号棟、26号棟、29号棟が取り壊しになります。


フラット型住棟の南面もバルコニーの半分が風呂場になっていました。
側面には一番端の部屋からの避難用に梯子が取り付けられています。


片廊下型住棟ですが、塗り替えが行われず、壁面の塗装が傷んでいます。


こちらの住棟も同タイプの片廊下型です。
この片廊下タイプも桐ヶ丘アパートでも良く見られる造りです。


片廊下住棟の南面も風呂場ユニットが増設されています。
こちらの増設方法は一番端に孤立したバルコニーを作らない構造になっています。
そのため、側面には避難用の梯子はありません。
まあ、片廊下型住棟は階段室型に比べて横移動で避難経路が確保されるので、避難梯子はなくても問題ないように思います。


1階部分は住居になっていない住棟です。地図によると、保育園のようです。
このように、住棟の一部に保育園が入っている住棟も桐ヶ丘アパートと同様です。


この階段室型住棟は意匠的な塗り分けが施されています。
ダストシュートが階段室の両側にあるように見えますが、片方は細く、どうやら他の目的で設置されていると推測されます。


遠くに見える23号棟の-3です。他の住棟とは字体が異なり、最近の都営住宅のものに似ています。


団地内に銭湯があるのも桐ヶ丘アパートと共通です。


再びポイントハウスです。1フロアに3世帯入っています。
よく見ると、バルコニーが側面に回り込んだ部分の屋根が付けたしされた感じになっています。もしかしてこの部分は増築されたのかもしれません。


片廊下型の住棟の北面。こちらも桐ヶ丘のものに準じた造りのようですが、5階建てになっています。
階段部分の向きが左右で異なる所も桐ヶ丘タイプに準じています。


同型の住棟の南面ですが、こちらはバルコニー側に増築等が施されていないオリジナルな形態です。
窓サッシやバルコニー手すりはアルミ製のものに変えられて近代的です。


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